再稼働した川内原発1号機の復水器の2次冷却水に海水が混入した件が報道されています。九電は、原子炉を止めずに、この復水器の細管約13,000本を検査し、損傷している細管に栓をして出力を上昇させるとしていますが、塩分の影響を考えてもまず止めるべきです。振動計の件でも直ちに止めるべきです。

この件につき、原子炉の停止を求める緊急署名が取り組まれています。すでに3千人以上の方に署名をいただきました。まだの方は至急お願いします。
http://www.foejapan.org/energy/action/150822.html

緊急ですが、明日、第一次集約分の署名の提出行動を兼ねた政府(規制庁)と市民との緊急交渉を行うことになりました。鹿児島からも駆けつけます!

※どなたでもご参加いただけますが、急な設定のため部屋が狭く、通行証が限られています。関係者分を除くと20枚程度の配布となります。なくなり次第、配布は終了させていただきますので、その点ご承知おきください。よろしくお願いいたします。

◆川内原発1号炉の停止を求める署名提出・政府交渉
◆8月26日(水)12:00~14:15
◆参議院議員会館B106(定員36名)
通行証配布   11:30~ロビーにて
事前集会    12:00~12:45
署名提出・交渉 12:45~14:15
◆主催:川内原発30キロ圏住民ネットワーク/反原発・かごしまネット/玄海 原発プルサーマルと全基をみんなで止める裁判の会/グリーン・アクション/美浜・大飯・高浜原発に反対する大阪の会 /原子力規制を監視する市民の会/国際環境NGO FoE Japan
◆問合せ:署名について090-6142-1807(満田)政府交渉について090-816-7155(阪上)

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質問事項
◆川内原発1号炉・復水器伝熱管からの海水流入について
1.損傷した伝熱管は特定されたか。
2.材質は何か。原因は何か。交換の必要があったのか。
3.過去の損傷履歴、交換履歴を明らかにされたい。
4.海水流入による二次系への影響についてどのように評価したのか。
5.起動前の検査で発見できなかったのはなぜか。
6.高経年化の影響はないのか。
7.止栓はどのように行うのか。
8.まだ運転期間ではなく定期検査中であり、二次系への影響や作業員の安全確保、原因究明や交換の対応を考えても、直ちに原子炉を止めるべきではないか。
◆川内原発1号炉で8月7日に冷却材ポンプ軸振動計が異常値を示した件について
1.コネクタ部が原因ということだが、具体的な劣化・損傷の状態はどうなっていたのか。
2.問題の振動計の耐用年数は何年か
3.異常を示した1台だけを交換したが、残り2台についても直ちに止めて調査し交換すべきではないか
◆高経年化対策実施ガイドについて
1.8月4日のやりとりの際に、高経年化対策実施ガイドは必ずしも守らなくてもよい趣旨の発言があったが、そのような見解か。どうして守らなくてもよいのか。