柏崎刈羽原発原子力規制委員会は、柏崎刈羽原発6・7号機の運転再開を認める審査書案を了承しました。11月3日までパブリック・コメントにかけられています。
審査の過程で、福島第一原発事故を引き起こした東電に運転資格があるのかとういことが問われましたが、ほとんど審査もなく、「運転資格あり」とされてしまいました。
しかし、過去にも東電の隠ぺい体質は繰り返し指摘されていました。最近では、福島第一原発の後、メルトダウンを隠しており、柏崎刈羽原発の審査の過程では、緊急時対策所に予定していた免震重要棟について、基準地震動には耐えられないとのデータをかくしていました。こうしたことを考えても、東電の運転資格があるとは思えません。
さらに柏崎刈羽原発についても、緊急時対策所に免震性がない、津波の際に1~4号機が水没する恐れがある、敷地内に活断層がある可能性があるなど、さまざまな問題があります。
東電は、柏崎刈羽原発を再稼働させるよりも、福島第一原発事故の収束と被害者の救済に注力すべきではないでしょうか? 柏崎刈羽原発の再稼働に反対して、集会と政府交渉を開催します。新潟から小木曽茂子さん、武本和幸さん、福島から、武藤類子さんがかけつけます。ぜひご参加ください。

日時:2017年11月14日(火)
  集会…13:00~15:00   政府交渉(調整中)…15:30~17:00
場所:参議院議員会館B107(最寄駅:東京メトロ・永田町 1番出口すぐ)
発言: 小木曽茂子さん(さようなら柏崎刈羽原発プロジェクト)
    武本 和幸さん(原発反対刈羽村を守る会)
    武藤類子さん(福島原発告訴団団長)
    阪上武(原子力規制を監視する市民の会)ほか

資料代:500円(カンパ歓迎、FoE Japanのサポーターは無料)

申し込み:資料準備の都合上、以下からお申込みください。
      https://pro.form-mailer.jp/fms/1ee6ba8e132708
もしくは、件名を「柏崎刈羽原発 集会&政府交渉申し込み」として、①お名前、②ご連絡先(E-mail/電話番号)をメールまたはファックスにてご連絡ください。

主催:原子力規制を監視する市民の会、国際環境NGO FoE Japan

問合先:国際環境NGO FoE Japan 090-6142-1807(満田)
     E-mail:finance@foejapan.org