広島高裁・伊方原発差止決定を受けて
原発の火山審査を問う
政府交渉&院内集会
使用済核燃料の中間貯蔵/避難計画の被ばく線量他

火山交渉チラシ

広島高裁は伊方原発の運転差止を認める仮処分決定を下しましたが、その理由は火山リスクでした。原発の火山審査について5例目の決定でしたが、火山の危険性については、電力・規制委側に立つ決定は1例しかなく、電力・規制委側からみて1勝4敗となっています。立地に係る危険性がないとはいえないというのが、専門家と司法の総意です。川内、玄海、伊方原発については、立地の可否から見直しが必要です。

また、大飯、高浜原発では、大山からの火山灰の影響について、従来の評価が大幅な過小評価であったことが、規制庁の委託研究により明らかになっています。しかし再評価は進んでいません。このような状況で原発の稼働・再稼働は許されません。

原発の火山審査が根本から問われる状況で、院内集会と規制庁との交渉(調整中)の場を持ちます。関電で急浮上した使用済核燃料の中間貯蔵の問題と、同じく関電で問題になっている避難計画における被ばく線量評価の問題なども取り上げ、それぞれ、政府交渉(調整中)を行う予定です。愛媛、佐賀、鹿児島、関西からも参加の予定です。どなたでも参加できます。ぜひご参加ください。

日時:1月24日(水)12:30~参議院議員会館ロビーにて通行証配布
13:00~14:30 院内集会
14:40~16:50 政府交渉(調整中)

場所:参議院議員会館B104(地下鉄永田町駅/国会議事堂前駅)

主催:川内原発30キロ圏住民ネットワーク/玄海原発プルサーマルと全基をみんなで止める裁判の会/グリーン・アクション/美浜・大飯・高浜原発に反対する大阪の会/避難計画を案ずる関西連絡会/グリーンピース・ジャパン/FoE Japan/原子力規制を監視する市民の会 他

問合せ:090-8116-7155阪上まで/資料代:500円