みなさまへ(拡散希望)
ご協力いただいた「むつ核燃料中間貯蔵の安全協定締結をやめ計画を白紙に戻すよう求める緊急署名」につきまして、本日8月9日、青森県庁にて県の原子力安全対策課の職員に提出しました。8月1日正午に開始した署名は、8月8日正午までの7日間に、実に12,054筆 68団体を数えました。青森県を含め、全国各地から賛同いただきました。これ以上、行き場のない核のゴミを増やしてはいけないという思いが全国に広がっていることを実感しました。提出した署名の表書きを添付します。
今回は「核のゴミから未来を守る青森県民の会」の要請行動の中で提出させていただきました。青森県内各地から参加があり、むつから栗橋さんも駆け付けました。
提出の際、短期間に12,000人を超える賛同があり、これを重く受け止めて欲しいこと、「搬出先は六ヶ所再処理工場を想定」との経産大臣の発言は根拠がなく、空約束にすぎないこと、六ヶ所再処理工場にはレッドセルと呼ばれる放射能汚染で入室もできない区画が多くあり、動かしてはいけない施設であること、このような施設が50年以上も稼働しているなど考えられないこと、敦賀2号機の不許可により、親会社の日本原電は会社の存在も危ぶまれ、安全協定は白紙にすべきことなどを口頭で伝えました。
提出後のやりとりで、県職員は、経産大臣が六ヶ所再処理工場への搬出について、課題を検討し、エネルギー基本計画にも書き込むとしたことを評価したと述べていました。こちらから、技術的な根拠がなく、県民説明会のときと状況に変わりはないこと、課題を検討するというのであれば、その結果が出るのを待つべきではないかと返しました。
安全協定の締結式はこの後、午後4時からとなっています。それに合わせて、県庁前と締結式の会場前にて、抗議アピールを行います。搬入を止めるまで頑張りましょう。
阪上 武(原子力規制を監視する市民の会)