柏崎刈羽原発(東電のサイトより)原子力規制委員会は、東京電力・柏崎刈羽原発6、7号機(新潟県)の審査書案について、近日中にも了承しそうです。了承されればBWRでは初とのこと。

田中俊一委員長は、東電が福島原発事故を収束させるための「覚悟」とか「実績」とかを(かなり高飛車に)求めており、また、汚染水の放出をうながしたりしていました。それが一転、退任前に、特大のサービスをプレゼントしようとしたようですが、9月11日の報道では、さすがに13日の審査書案了承は、先送りされたようです。

柏崎刈羽原発に関しては、敷地内の活断層、免震棟の耐震データのごまかし、地下水問題など、問題山積。

一方、福島第一原発事故は収束から程遠く、多くの被害者が理不尽な目にあっています。東電は現在も、「支援機構」経由で、公的資金などの資金注入により、破たんを免れ、責任をとるべき人たちが責任をとっていません。

こんな中で、柏崎刈羽に対して、審査「合格」なんてとんでもないことです。

9月13日12時から、原子力規制委員会前で抗議アピールを行います。ぜひ、ご参集ください。また、審査書案が議題にのぼるとみられる定例会合は同日10:30からです。こちらもぜひ傍聴を!
http://www.nsr.go.jp/data/000201787.pdf

呼びかけ:原子力規制を監視する市民の会、福島老朽原発を考える会、FoE Japan

問い合わせ:090-8116-7155