みなさまへ(拡散希望)

東海第二原発の工事が止まりません

原電によると、東海第二原発は、狭い敷地の中で、東海原発の廃炉作業と合わせて千七百人がひしめくまさに「三密」の状況です。大井川茨城県知事は、鹿島コンビナートの定期点検については延期を要請し、実際に作業は延期となりました。しかし、東海第二原発については工事の中止を求めないとしています。

新型コロナの緊急事態に際して、原電と茨城県知事宛てに工事の中止を求める要請書について、改めてチェンジを使い個人賛同を募りたいと思います。

以下から賛同と拡散のほう、よろしくお願いいたします!

http://chng.it/ymF4sbqrz7

呼びかけ団体:
・原子力規制を監視する市民の会
・原子力防災を考える会@茨城
・原発事故からくらしを守るネットワーク
・さよなら原発いばらきネットワーク
・東海第二原発問題相談会
・FoE Japan

阪上 武(原子力規制を監視する市民の会)

**********************************
東海第二原発で行われている不要不急の再稼働のための工事を止めてください
日本原電によると、狭い敷地の中で東海原発の廃炉作業と合わせて約千七百人の方が働いているといいます。まさに「三密」状態です。

東京、埼玉、千葉、神奈川から働きに来た方は、茨城県内で14日間待機してから現場に入る措置もとられているようですが、それ以外の県とは自由に移動できますし、何より、特別警戒が必要とされる茨城県内での感染リスクもあります。

原発は止まっている場合でも原発の安全を維持するための人員が必要であり、他の施設にもまして、感染拡大を確実に防止しなければなりません。

鹿島東部コンビナートの定期検査は、大井川知事の要請により先送りとなりました。東海第二原発の工事について中止を求めないのはなぜでしょうか。コンビナートがある鹿行地区は「医療体制が脆弱」だといいますが、他の地区は余裕があるといえるのでしょうか。東海第二原発であれば感染が広がっても構わないというのでしょうか。理解に苦しみます。

私たちは、日本原電が、東海第二原発再稼働のために進める工事を直ちに中止するよう、また、大井川県知事が、工事の中止を直ちに要請するよう求めます。
**********************************

みなさまへ(拡散希望)

東海第二原発の再稼働のための工事の中止を茨城県知事と原電に求める署名への協力を引き続きお願いいたします!

http://chng.it/ymF4sbqrz7

鹿島東部コンビナートの定期修理の延期を要請した茨城県大井川知事が、東海第二原発で行われている再稼働のための工事については要請しない根拠としているのが以下の2点です。

1.鹿島東部コンビナートの定期修理の延べ人数が30万人であり、千七百人の東海第二原発よりも多いこと

2.鹿島東部コンビナートのある鹿行地区は県内でも医療体制がもっとも脆弱であること

しかし、1点目については、延べ人数と一日あたりの人数を比較することが誤りであり、以下のように一日あたりの人数と敷地面積から「密」のおおよその度合いを比較すると、東海第二原発の現場のほうが2倍も密であることがわかります。

東海原発の廃炉作業と東海第二原発の安全対策工事
・人数   合わせて1700人(東京新聞記事に記載)
・敷地面積 76ha(東海村HP)
・一人あたり 447平方メートル
・1haあたり22人

鹿島東部コンビナートの定期修理
・人数   一日最大8100人(下記NHK報道)
・敷地面積 30工場735ha(下記県のHP)
・一人あたり 907平方メートル
・1haあたり11人
https://www3.nhk.or.jp/lnews/mito/20200424/1070009488.html
https://www.pref.ibaraki.jp/kikaku/jisui/kashima/plan/documents/plan-shirokuro.pdf

2点目の医療体制については、東海第二原発の現場であれば感染拡大してもよいというのでしょうか。現場がクラスターとなったときに、それが医療崩壊をもたらす恐れもあります。原発は安全管理のための人員がどうしても必要で、そのためにも他の現場にもまして、感染拡大は絶対に防がなくてはいけません。

阪上 武