【連続オンライン学習会】老朽原発の危険性 第1回 40年廃炉訴訟で明らかになった規制委の審査の問題点(10/20)
お話:小島寛司さん(弁護士)、草地妙子さん(老朽原発40年廃炉訴訟市民の会)
2022年10月20日(木)19:00~20:30
経済産業省は、原発の運転期間の延長を打ち出しました。それを受け、原子力規制委員会は、原発運転期間を原則40年と定めた原子炉等規制法の規定を削除することを容認する方針を示しました。現在、多くの市民団体が、これに抗議し、「原則40年ルール」の削除方針撤回を求める署名をよびかけています。
老朽原発を動かすことは極めて大きな危険を伴います。交換できない部品も多く、電力会社の点検できる範囲も限定的です。規制委の審査は電力会社の申請に基づくものであり、万全とは程遠いものです。
このたび、老朽原発の危険性を学ぶため、連続学習会を企画しました。
第1回は老朽原発40年廃炉・名古屋訴訟に取り組む小島寛司さんと草地妙子さんにお話しをお伺いします。訴訟で原告側は、老朽化の一種で極めて危険な原子炉圧力容器の中性子照射脆化について、関電の評価の違法性を明らかにしました。
プログラム:
- 規制委による「原則40年ルール」の削除容認の経緯…阪上武さん(原子力規制を監視する市民の会)
- 老朽原発40年廃炉訴訟で明らかになった中性子照射脆化の危険性…小島寛司さん(弁護士)、草地妙子さん(老朽原発40年廃炉訴訟市民の会)
- コメント…松久保肇さん(原子力資料情報室)
主催:国際環境NGO FoE Japan、原子力規制を監視する市民の会、原子力資料情報室
協力:原子力市民委員会