40年超え老朽炉三兄弟(高浜1・2号/美浜3号)の廃炉を要求する署名がスタートしました。

三兄弟は、新品同様を前提とした審査でさえ、耐震安全性で従来基準をクリアできていません。これに中性子照射による脆化やひび割れ、電気ケーブルの絶縁の可能性など、老朽化による影響が加わります。

このような状況で寿命延長など許せません。直ちに廃炉にすべきです。ぜひ老朽炉廃炉署名にご協力ください。いますぐご署名ください。まわりに拡散してください。

ネット署名フォームはこちらです
https://fs224.formasp.jp/f389/form1/

紙版はこちらです
http://www.jca.apc.org/mihama/hairo/sig_hairo201604.pdf

7月7日には、高浜1・2号の寿命延長認可の期限を迎えます。7月7日に向けて、6月20日を一次集約としています。
よろしくお願いします!

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地震の活動期 老朽原発はとりわけ危険!
40年超えの老朽原発 高浜1・2号、美浜3号は廃炉に

原子力規制委員会委員長 田中俊一様
福井県知事 西川一誠様
関西広域連合委員会委員長 兵庫県知事 井戸敏三様
京都府、滋賀県、大阪府、奈良県、和歌山県、岐阜県、愛知県 各知事様

関西電力は、運転開始から40年を過ぎた老朽原発を再稼働させようとしています(高浜1号は今年42才、高浜2号は41才、美浜3号は40才)。ただでさえ危険な原発ですが、老朽原発は機器等の劣化も進み一層危険です。老朽原発にムチ打つ危険な寿命延長などもってのほかです。

高浜1・2号は7月7日までに、美浜3号は11月30日までに、国の全ての審査が終了し許可・認可が得られていなければ廃炉となります。基準地震動が引き上げられたため、耐震性の試験や評価が必要です。原子力規制委員会は、高浜1・2号の場合には、この期限に間に合わせるために、試験・評価は先送りにして、工事に入ることを認めています。安全性より再稼働優先の姿勢は許せません。

昨年4月の福井地裁仮処分決定、今年3月の大津地裁仮処分決定は、国の審査が緩すぎること、福島事故の原因究明も道半ばの状況で再稼働に突き進む関電と国の姿勢を厳しく批判しています。

廃炉を求める理由

1.老朽原発は原子炉容器や機器等が劣化。劣化の状況は十分に把握されておらず、地震にも弱い
2.原発の運転期間は40年が原則
3.福島原発事故の原因究明はいまだ道半ば。いまも大量の汚染水が放出されている
4.事故の被害は、福井県・京都府北部のみならず関西一円、東海地方にも。琵琶湖も汚染される
5.避難計画は被ばく計画。「避難弱者」の避難など避難計画に実効性なし

要 請 事 項
(1)40年超えの老朽原発高浜1・2号、美浜3号の再稼働を認めず、廃炉にすること
(2)福井・関西・岐阜・愛知の各知事は、住民の安全を第一に、廃炉にすべきと表明すること

締切り <第一次>2016年6月20日 <第二次>10月31日

<署名呼びかけ23団体(福井・関西・東海・首都圏)>
ふるさとを守る高浜・おおいの会/原発設置反対小浜市民の会/福井から原発を止める裁判の会/グリーン・アクション/原発なしで暮らしたい丹波の会/3.11ゆいネット京田辺/ネットワークあすのわ/日本熊森協会滋賀県支部/よつ葉ホームデリバリー京滋/美浜の会/おおい原発止めよう裁判の会/脱原発はりまアクション/奈良脱原発ネットワーク/さよなら原発なら県ネット/脱原発わかやま/避難計画を案ずる関西連絡会/さよなら原発・ぎふ/高浜原発40年廃炉・名古屋行政訴訟を支える市民の会/福島老朽原発を考える会/グリーンピース・ジャパン/FoE Japan/原子力規制を監視する市民の会/コープ自然派脱原発ネットワーク

<署名送付先>原子力規制を監視する市民の会
162-0822東京都新宿区下宮比町3-12-302/TEL:03-5225-7213/FAX:03-5225-7214

<署名開始日>2016.4.20