高浜原発1・2号機の寿命延長の認可期限である7月7日を前に、原子力規制委員会は、6月20日にも運転期間延長の認可をだしました。

一方、前原子力規制委員会・委員長代理の島崎邦彦氏が、熊本地震によって得られた新たな知見をもとに、従来の地震規模を得るために使っていた入倉・三宅式では地震の評価が過小評価になると警告を発しています。この「最新の知見」にもとづき、いま動いている川内原発を停止させ、すべての原発の耐震審査をやりなおすべきでしょう。

ところが、原子力規制委員会は、地震の活動期の中、設計が古く、設備の劣化が進み、点検も不十分な状況で、高浜原発1・2号機の運転延長を認めようとしています。住民の命を軽視した、危険極まりない行為です。

「40年ルール」を逸脱し、基準やガイドに定められたルールを破ってまで認可を急いでいるのです。

老朽炉を廃炉に!いまこそ声をあげましょう!

<日時> 6月29日(水) 14:30~17:00 院内集会と署名提出
<場所> 参議院議員会館B107
<資料代> 500円
<テーマ>
・ここが危ない!老朽炉の寿命延長
・高浜1・2号機運転延長認可の問題点
・福島原発事故と老朽炉
・老朽炉を廃炉にするための各地のとりくみ

<発言>
井野博満さん、阪上武さん、人見やよいさん、中島哲演さん、東山幸弘さん、名古屋訴訟から、福井から、鹿児島から、関西から

<主催>原子力規制を監視する市民の会/美浜の会/グリーン・アクション/FoE Japan/グリーンピース/川内原発30キロ圏住民ネットワーク/玄海原発全基とプルサーマルをみんなで止める裁判の会/福島老朽原発を考える会他