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みなさまへ

関西電力は大飯原発や高浜原発の火山灰の影響について、層厚10センチを前提にした評価を行っています。しかし、鳥取県大山(だいせん)火山の噴火による約30センチの地層が、原発までとほぼ同距離の京都市越畑地区でみつかっています。

関電は審査においてこの地層については考慮していません。規制庁は調査を要請し、関電は今年3月の調査結果で「層厚は評価できない」としました。規制庁は再調査を要請しましたが、関電は再調査によっても結論を変えず、10月29日には、規制委・規制庁による現地調査が行われました。

この間、市民団体側から、関電の調査によっても過小評価が明らかであるとした文書が提出されてきました。この問題につき、直接担当者と交渉の機会をもち、関電の過小評価を認定し、設置許可を取り消すよう求めたいと思います。

青森県むつ市に建設中の中間貯蔵施設については、恐山からの火砕流が過去3度も敷地に達していることが明らかになっています。頻度が高い比較的小規模の噴火で火砕流が届くことやモニタリングを行っても噴火の予測が困難であることから、この場所での立地は不適とすべきです。この件についても取り上げます。どなたでもご参加できます。是非お越し下さい。

<政府交渉>原発と火山リスク~関電の火山灰過小評価/むつ中間貯蔵火砕流リスク

◆日 時 11月16日(金)12:15~14:45
◆場 所 参議院議員会館議員会議室3(12時よりロビーにて通行証配布)
◆スケジュール
◇12:15~13:15 打合せ学習会
◇13:15~14:45 政府交渉
◆相手方 原子力規制庁
◆資料代 500円
◆主 催 避難計画を案ずる関西連絡会/グリーン・アクション/原発なしで暮らしたい丹波の会/美浜・大飯・高浜原発に反対する大阪の会/国際環境NGO FoE Japan/福島老朽原発を考える会/原子力規制を監視する市民の会
◆問合せ 090-8116-7155阪上まで

事前質問書
http://kiseikanshi.main.jp/wp-content/uploads/2018/11/1116shitsumonjikou.pdf

越畑火山灰に関する5団体の見解(11月4日)
http://www.jca.apc.org/mihama/saikado/kazanbai_kenkai181104_6p.pdf
http://www.jca.apc.org/mihama/saikado/kazanbai_kenkai181104_4p.pdf

原子力規制委員会
第2回大山火山の火山灰分布に関する情報収集に係る意見交換会
http://www.nsr.go.jp/disclosure/committee/other_meetings/20181005_01.html